大腸カメラ 内視鏡検査流れ Q&A
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)Q&A
大腸内視鏡検査は痛いと聞いたことがありますが・・・
多少の痛みを伴なうこともありますが、ほとんどの患者様は痛みを伴なうこともありません。
また、希望の患者様には、鎮痛、鎮静剤を使用致します。
前回2ℓの下剤を飲むのがとても辛くて・・・
当院では、飲みやすいポカリスエット味の下剤を使用しております。(1800mℓ)
便秘がちなのですが、検査を受けられるでしょうか?
受けれます。数日前より下剤を服用していただき便通を良くしていただきます。ご相談下さい
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の流れ
検査前日前受診
①一度ご来院していただき、検査の説明・同意を実施いたします。
②検査前の食事、お薬などの説明をいたします。また、検査を安全に行うために
全身の状態や感染症を調べるためです。
③血液検査 【 一般検査・感染症・出血・凝固試験 】
心電図検査【 心血管疾患のある方及び70才以上の方 】
検査2日前には
①検査日2前から、海草類・きのこ類・こんにゃく・キウイ・いちご等は避けて下さい。
※繊維の多い食物、種の多い食物は控えてください。
※大腸の内視鏡検査を行うには、大腸の中を空っぽにしなければいけんません。
検査予約の際に渡される説明書に従って準備お願いいたします。
検査前日には
①午後9時以降食事を摂らないで下さい。【水・お茶・ポカリスエットなどは大丈夫です。】
②就寝前にコップ1杯の水で下剤を2種類飲んで下さい。
来院時では
①血圧のお薬を服用されている患者さまは少々の水分を補給して下さい。
検査当日には
①検査当日は、午前9時頃に入院して頂き、経口腸管洗浄剤を飲んでいただきます。
②経口腸管洗浄剤は、マグコロールP・ニフレック・ビジクリア錠のいずれかを選択をすることができます。
※経口腸管洗浄剤とは
大腸の内視鏡検査を行うには、大腸の中を空っぽにする必要性があり、ぞのため下剤の腸管洗浄剤を飲んでいただき、便を洗い出し腸の中をきれいにします。
経口腸管洗浄剤各説明
①マグコロールPの場合 検査当日、洗腸液マグコロールP100gを1800mLの水で溶かし、1時間かけて飲んでく下さい。個人差はありますが4~5回の排便があり、最後は透明な便になりましたら来院して下さい。
②ニレックスの場合 検査当日、洗腸液ニフレックを2000mL排便液が透明になるまで飲んでいただきます。
③ビジクリア錠の場合 検査の4~6時間前から1回あたり5錠ずつ約200mLの水またはお茶とともに15分毎に計10回服用して頂きます。
内視鏡センターでは
①便が透明になりましたら、内視鏡センターで検査を実施致します。点滴を留置し適宜鎮痛剤、鎮痛剤を投与し検査を開始いたします。
②ポリープが発見され切除した場合は、安全のため1~2日入院して頂きます。
※ポリープ切除をした場合、当院では患者さまの安全を第一に考えていますので入院していただいております。
大腸内視鏡検査まとめ
大腸の検査には、内視鏡で観察する方法やバリウムを注腸透視する方法がありますが、内視鏡検査が主流です。大腸は、細長い管腔臓器なので、簡単に挿入できない場合があり、内視鏡検査はつらい検査と思われる方が多いようです。
当院では、腸管をアコ-デオンの蛇腹をたたむように短縮し、挿入する軸保持短縮法で行っています。基本的に、10分前後で、苦痛もなく、盲腸部に到達することができます。 安全かつ苦痛の少ないことを、コンセプトとして、腸の曲がりの強い方、痛みに敏感な方、また、腹部の手術歴のある方には、適宜、鎮静剤などを使って楽に検査を受けていただけるように、心掛けています。
大腸の内視鏡検査を行うには、腸管洗浄剤などで、大腸の中を空っぽにする必要があり、検査を安全に行うために全身状態の把握が必要です。一度、来院していただき、予約された際に、検査の説明などをさせていただきます。
消化器内視鏡検査
大腸カメラに、苦しいイメ-ジをお持ちの方が多いようです。当院では、受診される方の体への負担を少なくし、必要に応じて、鎮痛剤や鎮静剤を使用し、苦痛のない検査を目指しています。 検査は、日本消化器内視鏡学会の専門医が担当いたします。
下部内視鏡検査(大腸カメラ)
近年、生活習慣の変化などにより、大腸ポリープや大腸がんが増加しています。早期に発見できれば、内視鏡治療で治ることもあります。
- 便秘や下痢などの便通異常のある方
- 何となくお腹が張ってすっきりしない方
- 時々、お尻から血が出る方
- 検診などで便潜血反応が、陽性になった方
当院では、苦痛のない内視鏡を目指していますので、ぜひ、安心して大腸内視鏡検査をお受け下さい。