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皮膚科

皮膚科専門医師   小林 博人

皮膚科では、皮膚、爪、毛髪、粘膜などにあらわれた症状を診察いたします。
当院では、丁寧な診察と必要に応じてダーモスコピー、顕微鏡、血液、病理などの検査を行い、正しい診断と最適な治療を行うよう心掛けております。
また日頃の皮膚のケアもお話するようにしています。

主な対象疾患

主な皮膚病には、

冬に多い皮膚の乾燥や痒みのある湿疹
日常の生活での接触皮膚炎(かぶれ)、手湿疹など
アトピー性皮膚炎、慢性じんま疹、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症など慢性経過の疾患
ざ瘡(にきび)
真菌(かび)による疾患:白癬(みずむし、たむし)、皮膚カンジダ症、癜風(でんぷう)など
ウイルスによる疾患:帯状疱疹、単純ヘルペス、伝染性軟属腫(みずいぼ)、尋常性疣贅(いぼ)など
細菌感染による疾患:膿痂疹(とびひ)、せつ、蜂窩織炎、感染粉瘤など
皮膚の腫瘍
薬剤などによる中毒性疾患
虫による疾患
毛髪、爪の疾患
加齢、日光による疾患

などがあります。
皮膚に現れた症状や痒みでお困りの方は、お気軽に皮膚科外来へお問い合わせください。

皮膚科の診察受付は毎週木曜日午前9時~12時半です。

皮膚病の話題

1.「みずむし」について(足白癬)

糸状菌(しじょうきん)という真菌(かび)が足に付着して、温度や湿度により増殖して皮膚に侵入して起きるのが足白癬(みずむし)です。
足白癬は、ふつう夏に男性の足に多いと思われがちですが、ブーツなど防寒具が普及して冬に女性がかかることも珍しくありません。
症状は、足のゆびの間や足の裏に小さな水疱(みずぶくれ)が生じ、皮がむけ、痒みを伴います。長い間放置すると水疱はみられなくなり、皮膚の角質が厚くなってきます。さらに爪が濁って、変形することもあります。長く経過した足白癬では痒みなどの症状がなくなり、治ったと誤解されることがあります。
診断は、皮膚や爪を取って顕微鏡で真菌を確認します。糸状菌は顕微鏡でみることができます。
治療は、抗真菌剤の塗り薬を使います。クリーム、液剤、油脂性軟膏のタイプがあります。
真夏など足が蒸れると足白癬では、細菌が皮膚に侵入しやすく痛みを伴う細菌感染症となります。
この場合は細菌感染の治療を優先します。一般に抗真菌剤の塗り薬を使いますが、角質が厚くなった慢性の足白癬や爪の白癬では抗真菌剤の内服を行います。内服の場合は、副作用や一緒に服用している薬との飲み合わせに注意をはらう必要があります。

(平成27年1月更新)

2.「爪みずむし」の新しい塗り薬(爪白癬)

爪の白癬の治療のゴールは濁った爪が伸びてきれな爪に変わることです。
爪の伸びる速度は、年齢や手と足などで差があり、症状にもよりますが半年以上の治療が必要です。
爪白癬では、前に述べたように他の薬剤と併用や副作用で内服出来ない方がいます。平成26年に国内では初めて爪の白癬に適応のある塗り薬が出ました。
これは薬剤の爪の中への浸透がよく、これまで内服が出来ずに治療をあきらめていた方には朗報でした。ただ内服の場合以上に長く塗り続ける必要があります。
方法は、液状の薬剤を、容器の刷毛で1日1回濁った爪の表面とその周りに塗ります。

(平成27年1月更新)