亜急性期病床 ｌ伊藤病院ｌ金沢の健康診断内科循環器消化器

亜急性期病床

亜急性期病床とは？

「亜急性期病床」とは、「亜急性期入院医療管理料1」と「亜急性期入院医療管理料2」の２種類の病床があります。

①亜急性期入院医療管理料1
急性期治療を経過した患者様、在宅、介護施設等からの患者様であって症状の急性増悪した患者様等に対して、在宅復帰支援及び効率的かつ密度の高い医療を提供する病床です。

②亜急性期入院医療管理料2
急性期治療を経過した患者様に対して安定化を図り、在宅復帰支援及びリハビリテーションを含む効率的かつ密度の高い急性期後の医療を提供する病床です。 

亜急性期病床に入院すると？

けがや病気になったことにより、相当の体力を消耗した患者様のお体の状態に合わせて、その回復に向けて看護や積極的なリハビリテーション、専門の相談員による退院後のケアについてのサポート等を行い、在宅等へ復帰に向けてゆとりのある治療を行っています。 

どんな場合この病床に入院するの?

入院生活による体力・筋力の低下がみられる場合、退院後の生活環境を整える必要がある場合、急性期を過ぎたものの継続治療が必要と判断された場合などで、退院後に在宅復帰もしくは介護施設への入所の方などが対象です。

どれくらいの期間入院できるの？

当院の亜急性期病床は、在宅復帰または介護施設等への転院を目的とした病床であるため入院期間は最長で６０日間となります。

亜急性期病床は、在宅あるいは介護施設に復帰予定の方であれば、
どなたでもご利用できますが、主に次のような患者さんが当てはまります。

1. 入院治療により状態は改善したが、もう少し入院療養を必要とする方
2. 入院治療により症状が安定し、在宅復帰に向けて積極的なリハビリテーションが必要な方
3. 整形外科などの手術後で、リハビリテーションが必要な方
4. 在宅・介護施設等でかかりつけ医の診療を受けていたが急性増悪し入院加療が必要な方

亜急性期病床へ転床して頂く場合、主治医が判断し患者様やご家族様にご提案させて頂きます。
ご了解頂けた患者様は亜急性期病床（病室）へ移動し継続入院となります。 

入院費について

亜急性期病床（病室）に入院された場合、入院費の計算方法が通常とは異なり
「亜急性期入院医療管理料1」または「亜急性期入院医療管理料2」を算定いたします。

亜急性期病床（病室）に入院された場合、入院費の計算方法が通常とは異なり「亜急性期入院医療管理料1」または「亜急性期入院医療管理料2」を算定いたします。

※入院費用は、厚生労働大臣が定める一部を除いては定額で、「亜急性期入院医療管理料1」と「亜急性期入院医療管理料2」の入院費用については、若干異なります。

※入院期間は、いずれも２ヶ月が最大です。

ご不明 な点は、医療連携相談室または看護師長にお尋ねください。